冷え切った夫婦関係から不倫…被害者はだれ?

 

 

 

夫婦関係が冷え切ってしまうことは時にはおこりますが、その中で不倫が発生することもあります。

 

 

このような状況では、夫婦以外にも被害者が出てしまいます。

 

 

特に子どもはその影響を大きく受けることが多いでしょう。

 

 

今回は冷え切った夫婦の不倫と、子どもが真の被害者であるということを探求していきます。

 

 

 

夫婦関係が冷え切ることは避けられない事態であり、不倫はその一つの結果と言えるでしょう。

 

 

 

 

 

夫婦がお互いに感情を失ってしまうことで、何らかの代替案を探し始めることは自然なことです。

 

 

しかしながら、世間的には、不倫行為をされた方を被害者とし、可哀想と思われる始末です。

 

 

夫婦関係が冷え切った状況とは、お互いを干渉することなく無関心、家族の団らんもない、または揉めてばかりいて、夫の食事さえもないという夫婦関係が本当にあることは事実なのです。

 

 

なぜそんな夫婦関係でも一緒にいる選択をするのか?

 

 

それは、誰しも子供のためと言うでしょう。

 

 

そして当然のことのように正論ではありますが、私には仮面夫婦の都合の良い言い訳のようにしか聞こえないのです。

 

 

子育てのためにお互い都合が良いだけのように聞こえないのです。

 

 

夫は仕事をし稼ぎ、嫁はパートをしながら子供の面倒を見る。

 

 

ただそれだけなのです。

 

 

お互い離婚したくてもできない理由や荒立てたくない、もめたくないというだけなのです。

 

 

なぜなら、離婚するとなると、夫は仕事が忙しく、ひとりでは子供の面倒を見れず、嫁は自分の稼ぎが少なく、それだけでは生活できないから子供の面倒を見る。

 

 

お互い都合が良いだけで、家族という交流を持たずに、ひとつの家に住んでいるだけなのです。

 

 

そんな家族の中で育った子供はというと…???

 

 

そして、冷え切った夫婦関係の2人は、他で安らぎを探していきます。

 

 

夫が他で安らぎを求め不倫にはしる傾向が多いのかもしれません。

 

 

それに気づいた妻は、苛立ちます。

 

 

なぜでしょう?

 

 

不思議なことに、そんな夫婦関係なら仕方ないとはほとんどの人は思わないのです。

 

 

逆のパターンもあり、結果、片方だけが不倫をした場合、その片方が被害者となり騒ぎ立てます。

 

 

また、両者とも不倫をすれば、お互いの落ち度を疑い探し始めるのです。

 

 

そして証拠集めの結果、自身を被害者となり、慰謝料や離婚の原因として騒ぎ立てます。

 

 

被害者は夫でもなく妻でもはありません。

 

 

子供なことに気づかなければいけません。

 

 

冷え切った夫婦関係だったから仕方ない、など考えることもなく、被害者になろうという方が本当にいるのです。

 

 

私は実際、そんなご夫婦を知っています。

 

 

家族という名だけの思いやりのない環境の中で育った子どもは、どう育つのか、また将来どんな家庭を作るのでしょうか?

 

 

子どものためと言うなら、今なにが子どものためなのかと考えるでしょう。

 

 

そして、冷めきった夫婦関係のもめ事が多い、または無関心な環境での成長が子どものためと言えるのか、一度考えるべきです。