あなたは、モラハラから逃れたいけれど、経済的な問題で引っ越しができないという状況にいるのではないでしょうか?
お金があればすぐにでも引っ越せるのに、それが叶わず悩み続けているのではないですか?
私もそうだったので、とてもよくわかります。
もし、どうにかなるものがあるのなら…どうにかしたいものですよね。
私はというと、どうにかできたものがありました。
その方法がすべての人にどうにかできるものではありませんが参考までに、その話しもしたいと思います。
ここでは経済的な制約を乗り越えて、新たな一歩を踏み出す方法について解説します。
さらに、緊急性のある場合とそうでない場合の対応についても説明します。
モラハラからの脱出を考えているけれど、引っ越し費用がなくて動けない…。
このような状況にいるあなたへ、まずは最初の一歩を踏み出すための方法を探りましょう。
法律の専門家は、あなたの力強い味方です。
以下の方法で法的サポートを受けることができます。
無料法律相談 : 地域の法律相談センターや市区町村の無料法律相談を利用して、弁護士に相談しましょう。これにより、具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。
法テラス : 日本司法支援センター(法テラス)は、経済的に困難な状況にある人々に対して、無料または低額で法律相談や弁護士費用の立替えを行っています。月々分割で払うことができます。法テラスを利用することで、経済的な負担を軽減しながら離婚手続きを進めることができます。
公的支援を利用することで、生活費を確保しながら新たな生活を始める準備ができます。
生活保護 : 経済的に困難な状況にある場合、生活保護を申請することができます。生活保護を受けることで、最低限の生活費を確保しながら離婚手続きを進めることができます。※条件があるので、それらを満たしていれば申請できます。
児童扶養手当 : シングルマザーやシングルファーザーの場合、児童扶養手当を受け取ることができます。これにより、子供の養育費を補助し、経済的な負担を軽減することができます。※完全離婚後、または調停中でなければ受給できません。
経済的自立を目指すためには、計画的な資金管理と収入の増加が重要です
貯金を計画する : 離婚を考える前に、少しずつでも貯金を始めることが重要です。生活費や引越し費用、弁護士費用など、必要な費用を見積もり、計画的に貯金を進めましょう。
副業やパートタイムの仕事を探す : 経済的な自立を目指すために、副業やパートタイムの仕事を探すことも検討してみてください。収入を増やすことで、離婚後の生活を安定させることができます。
モラハラ夫からの経済的支援を求めることも重要です。
婚姻費用分担請求 : 離婚前でも、夫婦には生活費を分担する義務があります。モラハラ夫が生活費を支払わない場合、家庭裁判所に婚姻費用分担請求を行うことができます。これにより、夫から生活費を受け取ることができます。
養育費の請求 : 子供がいる場合、離婚後も夫から養育費を受け取る権利があります。養育費の請求を行い、子供の生活費を確保しましょう。
支援団体やカウンセリングを利用することで、精神的なサポートを受けることができます
DV相談窓口 : DV相談窓口やシェルターを利用して、専門家からのサポートを受けましょう。これにより、経済的な問題だけでなく、精神的なサポートも受けることができます。
カウンセリング : カウンセリングを受けることで、感情の整理やストレスの軽減を図ることができます。専門家のサポートを受けながら、前向きに離婚手続きを進めましょう。
緊急性がある場合、直ちに行動を起こすことが重要です。
1. 避難場所を確保する : 安全な場所に避難することが最優先です。友人や家族の家、シェルターなど、緊急時に避難できる場所を確保しましょう。
2. 警察やDV相談窓口に連絡する : 生命や身体に危険が及ぶ場合は、直ちに警察に連絡しましょう。また、DV相談窓口に相談して、適切なサポートを受けましょう。
3. 証拠を集める : モラハラの証拠を集めることで、後々の法的手続きに役立ちます。録音やメモを取り、具体的な証拠を残しましょう。
緊急性がない場合は、計画的に準備を進めることが重要です
1. 法的サポートを受ける : 無料法律相談や法テラスを利用して、弁護士に相談しましょう。具体的なアドバイスやサポートを受けることができます。
2. 公的支援を利用する : 生活保護や児童扶養手当など、公的支援を受けることで、生活費を確保しながら新たな生活を始める準備ができます。
3. 経済的自立を目指す : 貯金を計画し、副業やパートタイムの仕事を探して収入を増やしましょう。経済的な基盤を固めることで、将来の引っ越しや新生活への準備が進みます。
4. 経済的支援を求める : 婚姻費用分担請求や養育費の請求を行い、経済的な支援を受けることができます。
経済的な制約がある中でのモラハラ離婚は、決して簡単ではありません。
しかし、正しいサポートと計画を持つことで、少しずつ状況を改善していくことができます。
あなたの未来が明るいものでありますように。
勇気を持って、一歩ずつ前進してください。
あなたの幸せを願っています。
PS
お金がないことというのは、いちばん精神的にツラいものです。
私がどうにかできたお金というのは、コツコツ貯めてきた学資保険でした。
運が良かったのか、他の保険はすべてモラハラ夫の名義にしていましたが、学資保険だけは私の名義にしていました。
保険は契約者しか内容を変えることができないので、それだけが本当に救いでした。
子ども達に話したところ、そのお金があるなら、それを使って引っ越しをしようと言ってくれました。
私は学資保険の一部を使い引っ越しができました。
また、市のDV相談窓口にも電話し相談にも行きました。
そこで、無料弁護士相談の予約も優先的に入れてくれて、婚姻費用分担請求のことをはじめて知ったのですが、その請求はしませんでした。
なぜなら、そんな請求をしたら、モラハラ夫が怒鳴り込みに家に来そうで、とても恐怖を感じたからです。
もしかしたら来るかもしれない恐怖と向き合うのが本当に怖くて、できませんでした。
万が一の場合は警察に連絡という手段があったとしても、怖くて無理でした。
今では信じられませんが、一日も休みなくほぼ毎日仕事をしていました。
それも、保険営業の仕事だったからそれができたと思っています。
同時に副業として、美容師をしていました。
保険の仕事のあと、夜2~3時間の美容師パートをし、土日も美容師パートをしていました。
離婚後は、とにかく必死で働きました。
今でこそやっと余裕がでてきて、休みはもちろん取り、旅行へ行ったり、家でゴロゴロする時間もできていますが、あのときは本当に必死すぎて風邪をひく暇さえありませんでした。
また、私の友人の話しになりますが、彼女もシングルで私と同じように保険業と美容師をやっていました。
彼女の離婚する前の話しがとてもおもしろかったので、少しお話しますね。
彼女はめっちゃお金を貯めていました。
離婚を決めてから、一千万貯めてやろうと決意し、せっせと旦那さんの給料を自分のふところに貯めていたようです。
ただ、残念ながら一千万まではとどかなかったようですが、子どもの学費は払えるくらいは貯めれたのです。
彼女の旦那さんは、モラハラにマネハラでした。
家にはほとんどお金を入れてくれなかったようで、飲食店を経営している店の食材をこっそり家に持ち帰りながらご飯を食べていたといいます。
そして、光熱費やらの請求書をごっそり貯めたものを見せて、これ払えないと言いお金をもらい、1枚だけ安いものを払い、残りは貯めていたのです。
それを気づかない旦那は、請求書をよく見ていないので、文句を言いながらもその都度お金をくれたので、それでお金を貯めていたようです。
最後は請求書の山を残し、電気が止まってから家を出てきたと言っていました。
離婚して、私と出会い、その話を聞いて驚きましたが、笑ってしまいました。
みんな、方法はどうであれ、どうにかお金を貯めることをしています。
こうして離婚経験者はたくさんいます。
ほとんどの人がどうにかして生活できています。
自分にはできないと思わず、少しずつでも前へ進んでください。