<あなたは、モラハラ夫に自分の交友関係や親との付き合い方を制限するようなことを言われたことはありませんか?
たとえば、『お前の友だちとは会いたくない、お前のことを○○と思っているだろうからな』や『お前の母ちゃんて○○だよな』と言われ、友人や親と会うことが良いことではないというようなことを思わせるようなことを言います。
そして、会うとおもしろくないといった態度になる。
モラハラ夫の思ったようにならないと不機嫌になる様子を見せつけるようになり、その交友関係をもっていることに罪悪感をもたせたりします。
あなたは、このような状況に困っていませんか?
あなたがモラハラ夫を変えることはむずかしいかもしれません。
しかし、モラハラ夫の思考は変えられませんが、あなたは変わることができます。
それによって気持ちを軽くする方法がありますので、ぜひ最後まで読んでください。
モラハラ夫がなぜ妻の交友関係を制限するかを理解すると、あなたは一歩前に進むことができます。
なぜそんな言い方をするのか、なぜそんな態度になるのか、モラハラ夫の心理がわかると、あなたの感情が動くと思います。
その時の自分の感情を見逃さないでください。
たとえば、怒りと失望か、悲しみと孤独か、モラハラ夫の背景を知ることで、あなたがモラハラ夫をどう受け入れるか受け入れられないかが判断できます。
そして、今後もモラハラ夫と一緒にいれるかいれないかを考えることができます。
モラハラ夫は、あなたを完全にコントロールしたいという欲求を持っています。
親や友人との関係を制限することで、あなたが自分に依存するように仕向けるのです。
これにより、彼は自分の支配力を強化し、あなたが他の人からのサポートを受けることを防ぎます。
モラハラ夫が親や友人との関係を制限するために用いる戦略は多岐にわたります。
彼の主な目的は、あなたを孤立させることで、依存度を高め、自分のコントロールを強固にすることです。
無視 : モラハラ夫は、あなたが親や友人の話をしても無視し、関心を持たないふりをすることで、あなたを孤立させようとします。
拒絶 : 親や友人との関係を拒絶し、訪問や電話を制限することがあります。これにより、あなたが孤立感を感じるようになります。
批判 : モラハラ夫は、相手の親や友人を批判し、あなたが関係を持ち続けることに対して否定的な意見を述べます。
侮辱 : 親や友人に対して侮辱的な発言をすることで、あなたが関係を維持することを困難にします。
嫉妬 : モラハラ夫は、あなたが他の人と親しくすることで、脅かされると感じることがあります。このため、相手が他の人と過ごす時間を減らし、自分に対する注意を引きつけようとします。
不安 : モラハラ夫は、相手が他の人と関わることで、自分の価値が低く見られるのではないかと不安を感じることがあります。
モラハラ夫自身が自己肯定感が低い場合、自分の価値を確認するために相手を支配しようとすることがあります。
親や友人との関係を制限することで、あなたが他の人からの肯定的なフィードバックを受ける機会を減らし、自分の価値を相対的に高めようとするのです。
相手の成功や幸せを妨害 : モラハラ夫は、あなたが成功することで、自分の価値が低く見られると感じることがあります。これにより、相手の成功を妨害しようとします。
他人と一緒にいると不機嫌になる : モラハラ夫は、あなたが他の人と過ごすことで、自分が疎外されると感じ、不機嫌になることがあります。
友人や家族、カウンセラーに話を聞いてもらいましょう。
話すことで気持ちが軽くなり、解決策が見えてくることもあります。
モラハラの証拠を集めることは、後々の法的手続きをすることを考えている方は役立ちます。
録音やメモを取るなどして、具体的な証拠を残しましょう。
しかし、必ずしもそれがすべて証拠になるとは限りませんのでご注意ください。
もしもの時に備えて、避難場所を確保しておくことが重要です。
友人や家族の家、シェルターなど、安全な場所を見つけておきましょう。
モラハラが深刻な場合、法的手段を検討することも重要です。
弁護士に相談し、必要な手続きを進めることで、自分の権利を守ることができます。
まずは弁護士無料相談などからしてみることをしてみるのも良いと思います。
自己肯定感を高め、自分自身を大切にすることが大切です。
自己啓発 : 新しいスキルを学ぶことで、自信をつけましょう。オンラインコースや趣味を通じて、自己成長を促進します。
健康管理 : 定期的な運動やバランスの取れた食事を心がけ、心身の健康を保ちましょう。ストレスを軽減するために、リラクゼーション法やマインドフルネス瞑想を取り入れることも効果的です。
モラハラ夫が、あなたの親や友人との関係を制限することで、孤立感や不安を感じることはとてもツラいものです。
しかし、自分自身を守り、強くなるための対策をすることで、少しずつ状況を改善することができます。
あなたは一人ではありません。支援を求め、前向きに進んでください。
あなたの幸せを願っています。
PS
あなたが、怒りや失望、悲しみを感じることは自然なことです。
大切なことは、自分自身の感情に気づき、今後のことを考え行動することが大切になってきます。
なにからやっていいのかわからない方は、まず自分の感情を確認してみてください。
考えるだけではなく、紙やノートにあなたの今思っているすべてのことを書き出してみてください。
書くことは、書く瞑想ともいい、あなたの素直な感情をだすことができます。
もちろん誰かに見せる必要もないので、自由に書いてください。
書いていると、心の整理ができ、感情も落ち着いてきます。
私は、書くことが好きだったので、小さなノートを持ち歩き、思ったことをいつもノートに書いていました。
日記のような感覚でいいので、イライラしたり悩んでいることなど、どんなことでもいいので書いてみてください。
文章の形式も気にする必要もありません。
私はいつもノートと会話していました。
それだけで?と思うかもしれませんが、やってみるとその意味がわかると思います。
また、科学的な研究結果もあるので、ウソではありません。
書くことというのは、ストレス解消や感情の整理ができ、鬱の軽減にもなるという結果もでているほどです。
鬱の軽減になるのだったら、普通の方が同じことをすると、幸福度が高くなるということも言えます。
あなたが、悶々としている気持ちは私はとてもよくわかります。
私も、離婚を考え始めてから悩み続け、気づけば5年以上は我慢し耐えてきました。
たとえば、事故にあって長い入院生活になったとしても、事故にあって最悪だとずっと思ってしまうか、命がなくならなくて良かったと思えるかということです。
事故にあって最悪…自分はなんて運がわるいのだろう、いつも自分はこういう目にあってしまう…と思ってしまう習慣の人は、また同じことを引き起こす可能性が高くなるのです。
それは、自分は運が悪いと思って生きているから、運が悪いことばかりに目がいってしまうからです。
あなたがもし、あの車がほしいなぁと思っている車があるとします。
町を歩いていると、その車ばかりが目に入ることってありませんか?
町中自分の欲しい車だらけ?と思ってしまうことってあると思います。
運が悪いことも同じことが言えます。
普段の生活の中の失敗をすべて運が悪いととらえてしまうことと同じことが言えます。
自分は運が良い!と思える習慣をつけてみてください。
それを考えてできないようなら、ノートに書いて、不安や不満を書いても、それを良いことにとらえられるようになれば、離婚というマイナスのイメージもなくたってきます。
私も離婚することにとても引け目を感じていました。
自分がモラハラ夫と結婚したのが悪いとか、モラハラ夫に嫌味を言われるたびに、自分ができていないことがいけないと、自分のできていないことばかり探し、自分はできない人間なんだと、できない自分をつくりだしていました。
しかし、ある時、普通はこうだろ!とよく言われることがあり、その普通が自分の中の常識と違うことに気づき、普通ってなんなの?と思うことがきっかけで、私の考え方は変わっていきました。
○○さんの奥さんは、こうやっててすごい!ほんとえらいよ!お前はそういうことができないからなぁ…と言われたとき、私はこう思ったのです。
○○さんの家はそうやってるかもしれないけど、うちはそれをする必要がないと思っているからやらないんだけど!そもそも、それは○○さんの家のことで、すべての家庭がそうやってるとは限らないし、それがすべて正解とも思えない。と思えるようになったのです。
それから、私は、モラハラ夫に言われることを、はいはい、そうですね!あなたはそう思っているのですね、とサラッと聞き流せるようになりました。
しかし、一生そのようなことを言われ続けるのは疲れます。
昔の自分だったら、モラハラ夫の言葉でどんどんダメな自分をつくりあげていってしまっていたと思います。
今は、離婚し6年ほどたちますが、あのときの我慢があるから、仕事で文句言われても、嫌なことがあったとしても、耐えられる自分がいるんだなぁと思えるようになりました。
こういう考え方ができるようになったのは、モラハラ夫のおかげかもしれません。
すべてのことに感謝とはまだ言えませんが、普通の生活ができるくらい稼いできてくれて、下の子の養育費はもらっていませんが、長女の大学費用をすべて払ってくれたことはとても感謝しています。
そして、離婚して大変なことはたくさんありましたが、今の自分になれたことに、私はとても感謝しています。
生きていることは、嫌なこともたくさんありますが、良い方向に考えられる習慣が、あなたを幸せにしてくれます。
あなたも少しづつでいいので、前に進んでいってください。
そして、幸せをたくさんつくっていってください。