今、あなたは幸せですか?
モラハラ夫からの嫌味や突然の大声に大きな物音に嫌気を感じているのではないですか?
あなたはモラハラ夫に支配されていませんか?
モラハラ夫の機嫌を悪くしないように、毎日気をつかっていませんか?
家事という仕事はキリのない仕事です。
だって、毎日そこで生活しているのですから、いくら掃除しても毎日汚れてしまうのです。
子供がいるならなおさらなのに、モラハラ夫は指摘してきます。
子供の後ろをついて回らないといけないのか?と思ってしまうほど、いちいち言ってきます。
うちのモラハラ夫が異常だったのでしょうか?
異常だったのかもしれませんね。
私は、その異常者に首輪をつけられたように、逆らうことなく、そして機嫌を損なわないように大人しくしているしかなかったのです。
逆らえば、倍以上の仕返しのような嫌味を言われ、機嫌が悪ければ、物に当たり大きな音を出し、子どもとじゃれあい、たまたま携帯が顔に当たり痛かったのか携帯を壁になげつけ壁に穴を開けられ、機嫌を損なうと大変でした。
絶対服従の犬のように、毎日ご機嫌伺いをしないといけない毎日でした。
毎日がその繰り返しだと、それが普通のようになってくるのです。
習慣とは怖いものです。知恵がついた犬は芸をし、ご主人が喜ぶようなことを一生懸命するようになるのです。
おりこうでいれば、怒らないし可愛がってくれるので、それのための行動をするようになります。
馬鹿げた話です。
私や子供は犬ではありません。
どうして、モラハラ夫のご機嫌を損なわないような生活をしなくてはいけないのでしょう。
それは、お金を出してもらえなくなるという不安からでした。
モラハラ夫は、私や子供に何か不都合なことを言われると、いいのか?お前の習い事のお金ださねぇからな!とか、何も買ってやらねぇからな!などと、犬のご褒美のように、お金をちらつかせます。
結局、お前たちは、俺が稼いだ金がないと困るだろ!ということを言いたいのです。
そして、誰のおかげでメシが食えてると思ってるんだ!となるわけです。
私と子供たちは、完全にモラハラ夫に飼われた犬のようになっていました。
なぜ犬のように言いなりになってしまうのか、言いなりになってしまっていたのかは、今の私にはわかります。
それは、意思がなかったのです。
モラハラ夫の顔色を伺いながら、必要以上に空気を読んで、不快感を与えないようにすることだけをしてきたからです。
まるで、子供が親に怒られないように、言うことを聞いていればラクだと判断し、何も考えずただ親の顔色を伺いながら親の言うことだけを聞いて成長し、結果自立できない大人になるのと同じようなものです。
それは、ひかえめで優しい性格の子と言えるかもしれませんが、その子供にとっては、生きていく上でとても不利な状況が増えるのです。
なぜなら、他人を思い通りに動かしたい人間は、言われたことはしっかりこなすことができ、断ることをしない優しい人を狙ってきます。
突っぱねたり、断ったりできない人間を嗅ぎつけ、あやつるのです。
そのような人は、モラハラをする人ばかりではありませんが、たくさんいるのは事実です。
断ることや、意見しないことが美徳と考え、言いなりになる人は、生きていく上で不利です。
では、なぜそのような優しい人が、思うような生き方ができないのかは、わかりますよね?
それは、考えることをしないからです。
顔色を伺いながら、相手の思うようにやっていれば、他人を傷つけずにその場を過ごすことができる、とその時のことだけで判断します。
そして、他人からは何でもやってくれて良い人、優しい人となり、周りから親しまれますが、本人は気づいていないかもしれませんが、ただ利用されているだけです。
考えて、意見したり断ったりできる人間は、その場だけの判断ではなく、その先を考え、しっかり断ることができるので、周りの人間は何でも頼んでくることはなくなるのです。
結果、言いなりになる人は、ただ周りの人間に上手に利用される、会社や家族に飼い慣らされた犬と同じです。
その首輪をはずさなければ、自由はないのです。
ずっと言いなりになり続ければ、あなたの考える力は衰えていくでしょう。
このまま言いなりになったまま一生を終えるのか、または首輪を外し自由になるのか、考えることが必要です。
今のあなたは、モラハラ夫に飼われた犬になっていませんか?