マイホームの夢を叶えたシングルマザーが奮闘した365日★16話

 

 

 

強引なように感じますが私も必死でした。

 

 

だって、下水を流されるなんて冗談じゃない!という気持ちでした。

 

 

 

 

つづき

 

 

 

 

 

不動産屋さんはお隣に側溝に流しているのなら、側溝を流れるように掃除して下さい!と電話で言っていたようなのです。

 

 

雨水だと思っていたらしく、そう言ったようなのですが、実際には下水です。

 

 

 

 

私は不動産屋さんにハッキリ言いました。

 

 

私の土地に下水を流すのは私としても納得いかない!私はあの側溝を無くしたいのに、なんでお隣さんの下水のために残さないといけないのか、納得いかない!

 

 

ただ昔はそれで良かったものを、今はそれをしてはいけませんよ、と行政から注意はいってると思いますが、それを変えずにそのまま流しているものを勝手に埋めてしまうことはできないんです…と不動産屋さんに言われました

 

 

でも衛生的にダメとなっているものをそのままでいるっておかしくないですか?

 

 

そうすると、裁判とかになってしまうかもしれません…

 

 

はぁ?市役所は?水道局は?と私は色々聞いたのですが、

 

 

管轄がないんですよ…と不動産屋さんは言いました。

 

 

もういい…と私は思いました。

 

 

私は自分で市役所の環境課へ行き相談しました。

 

 

 

 

やはり不動産屋さんと同じことを言われました。

 

 

そして水道局にも行って話しました。

 

 

すると、そういう話は市役所に相談してほしいと言われ、結局どこに言っても取り合ってもらえませんでした。

 

 

悔しい…

 

 

もう一度不動産屋へ行き、とにかくお隣さんはお隣さんの敷地内に下水が流れるようにしてもらってよ!と言いました。

 

 

もう家は完成間近でした。

 

 

あとは外構工事ですが、お隣の下水の工事をしてからじゃないと、工事ができないと外構屋さんにいわれてしまいました。

 

 

お隣が何もしてくれかったら、私の家の外構工事ができないのです。

 

 

外構工事で駐車場を作ってもらわないと、車を置く場所がないので私は引っ越しができないということになります。

 

 

不動産屋さんもお隣さんには話しているのですが、なかなか直ぐとはならないようで…と言っていました。

 

 

また外構屋さんもお隣さんに色々交渉してくれたのですが、その話し方が気に入らなかったのか、それを不動産屋へクレームのような電話をしていたのです。

 

 

不動産屋さんは私に電話をしてきて、そちらの外構屋さんの言い方がひどかったらしく…と私に言ってきました。

 

 

なんだか、私の頼んだ外構屋さんが悪いというような言い方をしてきたため、私はブチ切れそうでした。

 

 

そして、再度私は不動産屋さんへ怒りの電話をしました。

 

 

私、納得いかないんだけど…

 

基礎が入った時から、隣の排水の件は言ってたよね?言ってたのにすぐ動いてくれなかったのはそちらだし、結局私が行かなかったら話は進んでなかったよね?

 

もっと早くお隣に選択肢を与えてたら、早くにお隣さんは工事できたんじゃないの?

 

うちの外構工事はそのまま予定通りやってもらいます。排水が溢れてこないように、仮でもいいから、そちらでどうにかして下さい。

 

 

私はめちゃくちゃ嫌な客になっていたかもしれません。

 

 

でも、どうしても納得いかなかったのです。

 

 

それから不動産屋さんは、色々動いてお隣さんとの交渉をしてくれました。

 

 

そして、ウチの外構工事の前に工事をしてくれることになったのです。

 

 

今回の件は、私が女だからと思って舐められてるのではないかと思ってしまい、私は悔しくて怒りを不動産屋さんへぶつけてしまいました。

 

 

私強くなったなぁ…と思う瞬間でした。