持ち主さんは中古でその家を買ったそうです。その時から井戸の穴はあって、水は出ていないし危ないから蓋をしたということでした。
井戸って…昔はあそこから水が出てたってこと?とても不思議な感覚になりました。
そしてなんか怖い…そんな感覚でしたが、気にしていては家は建てられない!
気にしない気にしない…
つづき
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設計士さんと打ち合わせが始まりました。
担当の設計士さんは優しいおじいちゃんでした。
設計士さんはざっくり作ってきてくれた図面を見せてくれました。
そこから私の意見を聞き手直してくれました。
その土地はほとんどの面が家に囲まれているので一階は必ず暗くなります。
私はリビングは二階にしたかったのです。
暗いリビングは具合が悪くなります。
なぜならモラハラ夫と購入した家のリビングは天気の良い日の朝から電気をつけないといけないくらい暗かったからです。
もう暗いリビングはこりごりでした。
その他の私の要望は、ファミリークローゼットでした。
洋服や下着類はすべて一箇所にまとめたかったのです。
なぜかというと、私は洗濯物を片付けるのが嫌いなんです。
乾いた洗濯物をたたんでしまうという作業が本当に嫌いで、しかも各部屋に分けて片付けるのが本当に嫌いなんです。
いつも乾いた洗濯物が山盛りで毎回それを見るとうんざりしてしまいます。
ひどい時は、洗濯物の山から着替えを取る始末です汗
そのくらい洗濯物にストレスを感じていたので、洗濯物はハンガーで干してハンガーのまましまうようにしたかったのです。
家族の洋服は一箇所にあればあちこち片付けなくていいからです。
仕事をしていると尚更、乾いた洗濯物を片付けるのが嫌になります。
ファミリークローゼットは絶対欲しい!と思っていました。
他は洗面所を広く!が要望でした。
洗濯機はほとんど洗面所に置きますよね?そのまま洗面所で干したかったからです。
濡れた洗濯物をベランダにある二階まで持って行くのが本当に嫌でした。
家族が多いと洗濯は一回で終わることはなく、二階へ上がったり下がったりがしんどく、これが私を洗濯嫌いにする原因でもありました。
これもモラハラ夫と買った家で学んだことで私の要望はハッキリしていました。
家事が楽にできる家が作りたかったのです。
とにかく洗濯が楽になる家!それが私のいちばんの要望でした。
でめ、なかなか納得のいく間取りはできませんでした。
何回か設計士さんと打ち合わせしましたが、買った土地での建築の申請が通らなかったと不動産屋さんから言われました。
え?家が建てられないってこと?
はい…家までの道は共有地ではあるのですが、そこを使う4件で四分割されているのですが、分割の仕方が家の前の部分ではなく離れていたのですが、そこを通る許可が降りないと言うことでした。
その一部分の持ち主の土地の抵当権を外してもらわないと許可が降りないということでした。
そこの家に電話をして交渉してくれたようですが、抵当権をはずすのには持ち主に銀行へ行ってもらわないといけないのですが、他人のためにわざわざ仕事を休んで銀行行って抵当権を外しに行く訳もありませんよね?
不動産屋さんは何度が交渉してくれましたが、土地の持ち主さんは動いてくれるわけなく…その土地に家を建てることは無理ということになってしまいました。
また振り出しに戻ってしまいました。
せっかく設計も進んでいたのに…泣