マイホームの夢を叶えたシングルマザーが奮闘した365日★6話

 

 

 

私のマイホーム購入計画は、仕事と収入を安定させ、将来も生きていける仕事をすることを目標に仕事選びをしたことでした。

 

 

 

 

つづき

 

 

 

 

 

別居から完全離婚になるまで4ヶ月かかりました。

 

 

その4ヶ月の間が本当に大変でした。

 

 

ひとりの収入で生活していかなければいけないことの重圧が重くのしかかりました。

 

 

慣れない仕事のツラさに、何度辞めようと思ったことか…

 

 

マイホームなんて無理だ…と何度思ったことでしょう。

 

 

それから忘れもしない5月のゴールデンウィーク明けの平日に電話がありました。

 

 

市役所からでした。

 

 

離婚届けのことで不備がこざいましたので…

 

 

???

 

離婚届け?

 

 

4月30日に離婚届けが提出されていますが…

 

 

ああ…やっとモラハラ夫は離婚届けを出してくれたんだ…と心臓がバクバクしました。

 

 

やっと終わる!

 

 

急いで市役所へ行き不備を訂正しに行きました。

 

 

そしてやっと児童扶養手当の申請ができる!

 

 

やっと手続きのすべてが終わりました。

 

 

別居してからたったの4ヶ月ですが、その4ヶ月はものすごく長く感じました。

 

 

それから今思うと本当に不思議なのですが…不思議なことがたて続けにおこりました。

 

 

あれは本当に不思議でした。

 

 

保険業を始めてまだ半年くらいでした。

 

 

たて続けの契約案件がどんどんきました。

 

 

友人知人からの電話でした。

 

 

気づけば支社の中の新人部門でトップになっていました。驚きでした。

 

 

そして、もっと不思議なことがありました。

 

 

お客様と会って話していると、なにかを感じるのです。

 

 

 

 

言葉では言えない感覚なので上手く話せないのですが…簡単に言うと、この人なんだろ?何があるんだろ?と違和感を感じると私の呼吸は浅くなり酸欠状態のようになり具合が悪くなるのです。

 

 

契約すると言って下さりご契約いただくのですが…結果不成立になるのです。

 

 

この感覚は本当に不思議でした。

 

 

何件かそんな事がありました。

 

 

それから、ある友人から連絡があり、個人年金に入りたいと言って下さいました。

 

 

たまに会ったりしていましたが、差し障りのない会話をするだけだったのであまり気にはしていませんでした。

 

 

友人と会い色々な話をしました。

 

 

彼女はなにか重いものを背負っているように感じました。

 

 

私はまた苦しくなりふらふらでした。

 

 

彼女はすべてを吐き出すように私に親のことや兄弟のことなど、今までどう生きてきたかをどんどん話すのです。

 

 

別れぎわに彼女はこういう話を人にしたのは初めてだと言ってスッキリした顔をして帰りました。

 

 

私はふらふらでオフィスに戻りトイレへ駆け込みました。吐きはしませんでしたが深呼吸をし自分の席へ戻りました。

 

 

みんなにどうした?顔真っ青だよ!と言われ、オフィス長もものすごく心配し、何があった?と話を聞いてくれました。

 

 

あなたはそういう力があるんだね、ちょっと待ってて!とオフィス長は自分の机から何かを出しました。

 

 

塩でした笑笑

 

 

私は葬式から帰った後のように背中に塩をまかれ、パンパンと肩の塩を払われました。

 

 

その瞬間、肺に息がたくさん入る感覚があり、呼吸ができ血液が体中を巡っていく感覚を感じました。

 

 

顔が熱くなっていく感覚がわかるほどでした。

 

 

周りのみんなが、顔色良くなった!と不思議そうな顔でみんなが見ていました。

 

 

そんな不思議な体験がたくさんありますが、ここでは書ききれないので、今度はそんな話もたくさん書いていこうと思っています。

 

 

離婚届けが出されたあとからの不思議な体験から、私の何かが変わったのですが、それが何かを知ることになったのはその数ヶ月後のことでした。