19歳からこの仕事で生きていくんだ!とずっと自分の技術だけを信じてやってきた仕事の現状を身をもって知ったことでそれを選べない現実を私はとても悲しく感じました。
つづき
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保険業もなかなか大変な仕事でした。
営業ですので出来高制ではあります。
40万50万の時もあれば18万の時もあるのです。
安定しない給料と言われればそうかもしれません。
もちろん、私もその不安定な収入では不安になり、美容師を副業として始めたのです。
この時は、空いてる時間はとにかく働こうという頭しかありませんでした。
生活をしていくためにどんなことでもしようと思いましたが、探す時間さえももったいないという状態でしたので、すぐできる美容師をすることにしました。
この時ばかりは、自分が美容師をやってきて本当に良かったと思いました。
美容師でありがら美容師を副業とする私でしたが色々な矛盾を感じました。
美容師一本の仕事はできませんでしたが、美容師を副業にすることで生活することができました。
なぜそんな不安定な保険の仕事をしているかと疑問に思う方もいるかもしれませんね。
それは将来性です。
何歳まで働けるかということです。
実際、70歳以上はもちろん75歳の方も現役で働いています。
いつもお化粧してスーツ着て背筋もピシッとして出勤している70歳以上の方々を見ていると本当に尊敬します。
そこまで働けるところってないと思うのです。
それ以外は退職金です。
退職金があるのかないのかではシングルマザーとして老後どう生きられるかということになります。
ずっとパート生活では将来何も残りません。
わずかな年金だけでの生活はしたくない!私の考えは退職金があるかないか、ただそれだけでした。
モラハラ夫が個人事業主だったことで私は余計にそれらを重要視していたのだと思います。
マイホーム購入のための仕事選びから、老後を考えた仕事選びにもなっていました。
不安定なお給料だろうが私は保険業を今現在も続けています。
現在6年目となりますが、私はこの仕事は嫌いではないのです。
やってみないとわからないとはこういうことだなって本当に思いました。
私のマイホーム購入計画は、仕事と収入を安定させ、将来も生きていける仕事をすることを目標に仕事選びをしたことでした。