マイホームの夢を叶えたシングルマザーが奮闘した365日★1話

 

 

私は43歳で完全離婚しました。

 

 

すんなり離婚できたわけではありません。離婚をするまでかなりの時間がかかりました。

 

 

今思うときちんと相談できる人に相談しとけばよかったと思うばかりです。

 

 

でも言えなかったのです。どうしても自分のしたことに引け目を感じ誰にも言えなかったのです。

 

 

離婚をするとは言えましたが、モラハラで不貞をし離婚をするとは言えなかったのです。

 

 

また経験者も少なく誰にも言えませんでした。

 

 

でも私は悔しさで離婚をする前から自分でマイホームを買うんだ!と密かに思っていました。

 

 

 

 

 

モラハラ夫は自営業者でした。

 

 

私はずっとモラハラ夫の会社のお金の管理をし経理をしていましたが、自営業者のマイホーム購入はとても大変でした。

 

 

自営業者は収入が安定しているとは限りませんので収入が不定期で業績も不安定です。

 

 

ローン審査での信用性が低いと判断されることがあるのです。

 

 

また確定申告は収入を実際よりも低く申告していたため、適正なローン額を決定するのが困難でした。

 

 

なかなかお金を貸してくれるところがありませんでした。

 

 

どうにか貸してくれた銀行の金利は3.6とかなりの高金利でやっとローンが組めました。

 

 

その経験から私はちゃんと会社員として働かなくては!という思いがありました。

 

 

なぜならシングルマザーだから保障が必要と思ったからです。

 

 

パートだけでは老後のためのお金が残せないとわかっていたからです。

 

 

仕事を変える時、私は友人の紹介で保険会社をすすめられましたが、正直私の中の保険屋さんのイメージがあまり良くなく悩みましたが、経理をしていた私は保険や税金対策には興味があったため勉強と思えばいいかな…と軽い気持ちで面接へ行きました。

 

 

そして面接で聞かれたことはというと…3年後5年後の自分の姿を想像してますか?という質問でした。

 

 

今すぐ答えられなくてもいいよ!でも仕事を始めたらそうやって目標を持ってやれるといいと言われました。

 

 

私は今あります!と答えました。

 

 

3年後までには私は家を自分で買います!と答えていました。

 

 

おおー!いいねぇー!買えるよ!買える!と言ってもらえたことがとても嬉しかった覚えがあります。

 

 

まだ仕事もしてないのに何を言ってるんだと思われていたかもしれません。

 

 

でも恥ずかしげもなく私は根拠のない自信でそんなことを言っていたのです。

 

 

 

 

 

 

 

43才になってすぐアパートを借り別居をしました。

 

 

離婚届けはモラハラ夫が提出するというので、モラハラ夫に任せて私と子供たちは家を出ました。

 

 

 

 

離婚届をモラハラ夫に任せたことで私はものすごく後悔しました。

 

 

離婚届は自分で出せばよかったと…

 

 

扶養手当や児童手当がもらえなかったのです。

 

 

別居していても離婚していなければ手当の申請さえできないのです。

 

 

調停などをしている場合は証明書を出せば申請できましたが、私は調停はするつもりはありませんでした。

 

 

モラハラ夫に私の不貞の件を荒立てられたくなかったからです。

 

 

それと、そこに労力を使いたくなかったのです。

 

 

新しい住まいに新しい仕事、新しい働き方でいっぱいいっぱいになることが想像できていたからです。

 

 

私は住所変更するまで手当の申請ができないことをわかっていませんでした。

 

 

無知って本当に怖いと感じた瞬間でした。

 

 

後から後から、ああ…そうだったのか…と思ったことがいっぱいありました。

 

 

私はモラハラ夫の監視下にいたくない!早く離れたい!と感情的になり今しか見ていなかったのです。

 

 

 

 

 

アパートに引越し、さぁ!再出発だ!と気合が入りました。

 

 

引越しは忘れもしない1月2日でした。

 

 

冬休みということで、モラハラ夫と長女と次男が3人でディズニーへ行っている間に長男と荷物を運びました。

 

 

長男は人混みが苦手なのでディズニーは行かないと即答し家にいたのです。

 

 

もちろんモラハラ夫と出かけたくないという理由もあったのだと思います。

 

 

朝からディズニーということは夜遅くまで帰ってこないはず!と思い、長男と2人で荷物を運びました。

 

 

小さな軽の車で何往復したでしょう?

 

 

でも、ずっとずっと片付けていたので荷物はとても少なくすみました。

 

 

 

 

 

引越した日の最初の晩は長男と2人でものすごくのんびりした夜になりました。

 

 

2人でこんなに違うんだね…とうんうんとうなずきながら色々話しました。

 

 

気持ちが本当に楽になった!と2人で何度も言っていたことを覚えています。

 

 

長男は高校一年生でした。

 

 

引越してすぐバイトする!と言い、駅近くのスーパーのバイトを始めました。

 

 

初めてのバイトでドキドキだったと思います。

 

 

1か月も経たないうちに、長男はバイトの文句を言い始めました。

 

 

どうもちゃんと仕事を教えてくれず、アイツはダメだ!と言われる理不尽さに嫌気をさしているようだったので、私は合わないならさっさと辞めた方がいいよと、ウソでもいいから辞める理由をつけて辞めてきなと言いました。

 

 

それから長男は高校へ行かなくなってしまいました。

 

 

もしかすると初めてのバイトでの理不尽さでモラハラのトラウマによって人間不信になってしまったのかもしれません。

 

 

高校一年の3学期は数日しか学校へ行かずテストも受けずでした。

 

 

もちろん、学校呼び出しです(汗)