どんな話をしても最後は、お前のせいでこうなったんだろうが!と大きな声で言い、何を話しても堂々巡りでした。
結局話は何もまとまることはありませんでした。
つづき
↓
モラハラ夫と言い争ったあとモラハラ夫は仕事へいきました。
私は母に電話をしたかったのですが、きっと家のどこかに盗聴器があると思い、家で電話をすることが怖くてできませんでした。
部屋を片付け掃除をし車で家を出て近くのコンビニへ行きました。
そして母に電話をしすべてを話しました。
母は私の不倫のことより、家に監視カメラや盗聴器があること自体が異常といい、さっさと家を出なさい!と言いました。
色々母からアドバイスしてもらっている最中に、私の車の隣に一台の車がとまりました。
モラハラ夫の車でした。
モラハラ夫は車を降りてきて私の方へ近づいてきました。
心臓が飛び出そうでした。
どうしてここに…
なぜ?仕事に行ったはずじゃ…
私は母に慌てて、モラハラ夫がきた!と言い電話を切りました。
モラハラ夫は私のところまできて、男に連絡してるのか!と言ってきました。
私は、違う!と言いましたが、ニヤッと笑ったような顔をして私を見てきました。
それだけを言って、モラハラ夫は車に戻り、車でどこかへ行きました。
私つけられてるのか?と、もう気の休まる場所さえありませんでした。
もうここまでくると末期だと感じました。
モラハラ夫の私への執着は、もはやおとしめるだけになっていたのだと思います。
最後は自分のプライドを傷つけられたというモラハラ夫の恨みだけだったのかもしれません。
それは当然です。
私がしたことは裏切り以外の何物でもなかったからです。
私を長期にわたる苦痛と不安定にさせたモラハラ行為より、一時の過ちの罪は重いということの重圧を感じました。
そして、他人に迷惑をかける行為だったことを実感し反省しました。
もう、言い訳などできない事態でした。
この苦しみを手放したくても、どこで手放せばいいかわかりませんでした。
誰にも話せない…どこで聞かれてるかわからない、落ち着かない苦しみで、全身の脱力感でふらふらしていました。
家に戻るとモラハラ夫は家のリビングにいました。
お前、何がモラハラだよ!ふざけたこといいやがって!子供らを洗脳してるのはお前だろうが!
モラハラ夫は私をにらむようにして言ってきました。
きっとどこかに盗聴器があって、子供たちとの会話を聞いていたのでしょう。
私の心臓はバクバクし破裂しそうでした。
あの顔とあの声と言葉で、息が止まりそうで酸欠で気持ち悪く吐きそうになりました。