私はモラハラ夫の所有物ではない!不倫妻になった私 5

 

 

 

話してもわからず、わかろうともせず、ただ、そんな音楽なんかやったってメシは食えないだろ!…と見下すようなことしか言わないからです。

 

 

 

そのうち、モラハラ夫が仕事から帰ってきて車を車庫にとめるエンジン音を聞くと、自分の部屋へにげていくようになりました。

 

 

 

 

 

 

 

続きです。

 

 

 

 

 

 

娘は音大を目指しながら、高校も毎日通えるようになりました。

 

 

 

音大へ行くためには楽典や聴音などのレッスンも必要だけど、どうすればいいかと私にたくさん相談してくるようになりました。

 

 

 

そして、娘は…藝大を目指したい!と言い出したので、私は、驚きましたが、冷静にじゃ本気で頑張りな!と言いました。

 

 

 

行けるか行けないかはわからないけど、目指すことは良いことだと思いました。

 

 

 

私は専門学校しか行ったことがないので、大学のことも音楽のこともわかりませんでしたので、専門家にお願いしないといけないと色々悩みました。

 

 

 

前に子供の習い事で一緒だったママが藝大卒と聞いていたので、そのママに相談しました。

 

 

 

一度うちにきて!娘ちゃんの話聞いてできそうなら私がレッスンするし、無理そうなら他の人を紹介するから!と言ってくれました。

 

 

 

そして、そのママにはレッスンはもちろん、メンタルケアまでしてもらえて、とてもとても助かりました。

 

 

 

気づけば、娘の携帯の待受画面は…藝大合格!になっていました(汗)

 

 

 

カウンセリングはというと、私のカウンセリングは3回で終わり、娘は卒業までということになりました。

 

 

 

カウンセリングって、本当に不思議です。

 

 

 

私は3回でしたが、自分で話してるだけで、頭が整理できるようになるのです。

 

 

 

自分が話しているだけなのに、たくさんのことに気づいたことで、私の気持ちはかなり軽くなったのです。

 

 

 

 

 

 

 

それから次は年子の長男の高校受験が近づいてきました。

 

 

 

色々な高校の説明会へ行き、なかなか学校が決まりませんでした。

 

 

 

最終的には、電車通学は無理!自転車で行けるところがいいと言い出したので、2校に絞り込みました。

 

 

 

モラハラ夫に塾を辞めさせられた長男の成績は、申し訳なさそうな数字がならんでいました。

 

 

 

しかし、受験間際に突然モラハラ夫は、アイツ受験なのに何にもしないでいいのか?なんで塾行ってないんだ!と言い出したのです。

 

 

 

辞めさせたのはあなたですけど…と思いましたが、もう黙っていました。

 

 

 

そして、お前もなんで何も言わない!放ったらかしにしてよぉ!もう俺も何も言わねーぞ!いんだな!

 

 

 

もう何も言わないで下さい…と思い黙って聞いていましたが、涙があふれていました。

 

 

 

 

するとモラハラ夫は、でた!またお前は都合悪くなるとすぐ黙る!

 

 

 

ちゃんと勉強ぐらいやらせろよ!受験生なんだぞアイツは!〇〇さんの嫁だって若いのに子供に厳しくしてちゃんとやってるぞ!

 

 

 

お前は本当、子供を放ったらかしだからなぁ…

 

 

 

私はイライラしていましたが、何も言えず涙をグッとこらえ流れないようにしていました。

 

 

 

勉強しろ勉強しろ!って言われてやる子供は世間的には良い子なのかもしれません。でも言われたことしかできない大人にならないために、私は子供に考えさせるような話をしています。

 

 

 

放ったらかしにはしてません。

 

 

 

勉強するもしないも、本人が決めることだと私は思うのです。

 

 

 

恥ずかしい、失敗したくない、その高校に絶対行きたい!となればがんばるはずです。

 

 

 

私が勉強してあげても、我が子は行きたい学校を合格できるわけではありません。

 

 

 

本人が勉強しなければ、行きたい高校へ行けないのです。

 

 

 

親がいくらうるさく言ったって、子供は目的や目標を自分でもたなければ勉強するはずないと私は思うのです。

 

 

 

なぜ高校へ行かないといけないのかとか、行きたい高校はこのくらい成績ないと無理だからね!勉強しなければ行けないし、がんばれば行けるんだよ!やるかやらないかを決めるのは自分だよ。て言ってました。

 

 

 

でも、そんなことをモラハラ夫にいったところで堂々巡りになるだけなのです。

 

 

 

その堂々巡りな話をするだけで疲れてしまうので、私はサラッと流し話さないようにしていました。

 

 

 

そしてモラハラ夫はこう言うのです。寝て食って息してるだけじゃんか!犬といっしょだなぁ!と家中に聞こえるように言います。

 

 

 

 

どこまで人を突き落とせば気が済むのか…自分の子供をいじめてなにが楽しいのか私には理解できませんでした。

 

 

 

それから長男の第一志望はものすごい倍率だったので、急いで志願変更し、だいぶ下げた高校へ願書を出しにいきました。

 

 

 

そして無事に合格し、とりあえず一安心でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから私は、仕事をがんばることにしました。

 

 

 

家に居たくなかったからです。

 

 

 

仕事へ行けば、私の話を聞いてくれる彼がいたからです。

 

 

 

ホッとできる時間でした。

 

 

 

仕事の休みの日は、友達や母と予定を入れて家にいないようにしていました。

 

 

 

とにかく家に帰りたくなかったのです。