私はモラハラ夫の所有物ではない!不倫妻になった私 4

 

 

 

そして、長女は言いました。高校は卒業したい!音大へいきたいから…と私には話してくれるようになりました。

 

 

 

担任の先生にそのことを話すと、一度スクールカウンセラーに話しに来てくださいと言われました。

 

 

 

学校のカウンセラーは常に二人いるので、長女と私と別々のカウンセラーと話をしてみてください。と私もカウンセリングを受けることになったのです。

 

 

 

 

 

 

 

前回からの続きです。

 

 

 

 

7月の日差しが暑い中、私は娘の高校のカウンセリング室へ行きました。

 

 

 

校舎と離れた場所にあり、ここが入り口?というような少し古びた扉をノックしました。

 

 

 

中から女性がでてきたので、〇〇の母です、今日はよろしくお願い致しますとあいさつをし、中に入りました。

 

 

 

部屋の奥にはテーブルとソファーがあり、3人掛けのソファーの方へどうぞ!といわれ座りました。

 

 

 

カウンセラーの先生から、自己紹介いただき、私もよろしくお願いします。と頭を下げました。

 

 

 

まずは、娘の今の状況から、どうしてこの学校へ来たのかという動機や意気込みから、実際学校へ入学してどうだったかなど、細かく話しました。

 

 

 

 

そして、お母さんとしてはどうしてもらいたいですか?と聞かれ、私は部活もやってもらいたかったけど、本人が怖くて行けないと言うなら仕方ないし…と私の思ったことを話しました。

 

 

 

そして、家では娘さんはどんな感じですか?と聞かれました。

 

 

 

私は、ひょうきんで弟たちとも仲良く、みんなを笑わせてくれる子です。と言いました。

 

 

 

お父さんとはどうですか?と聞かれ、私は話をしても理解してもらえない、自分に興味のないことに対してバカにするし…などと言っている自分に、ハッとしました。

 

 

 

私のカウンセリングになっている…汗

 

私は、娘のことを話にきたんだ!とモラハラ夫の話をにごしました。

 

 

 

1時間半は話したと思います。

 

 

 

一回目は、これで終わりました。

 

 

 

次は1か月後の予約をし自宅へ帰りました。

 

 

 

それから、娘は部活を辞め、自分でトランペットの練習するといい、自宅での練習とレッスンのみ通うことになりました。

 

 

 

学校も行けるようになりました。

 

 

 

クラスのみんなや、担任や部活の顧問から、すごい痩せたな、大丈夫か?と心配させてしまったようですが、友達は多い子なので、学校はちゃんと通えるようになりました。

 

 

 

ただ、娘がいちばんあせっていたことは、今までは部活で毎日練習していた楽器の練習が思うようにできないことでした。

 

 

 

 

自宅での練習はなかなか思いっきり音がだせないのです。月に1〜2回のレッスンだけが思ったような音が思いっきり出せるだけでした。

 

 

 

その間も、私と娘のカウンセリングは続きました。

 

 

 

私の2回目のカウンセリングは、娘のことを話したり、家でのことを話したりと、娘のことだけではなく、家族のことをはなしながら、私はいつも話しながら、ハッと気づくのでした。

 

 

 

娘の本心や、そして私自身の本心を、話しながら気づくのです。

 

 

 

また、モラハラ夫の話になると、悪いように言ってはいけない、だって夫婦なんだから…と思いながら、私はモラハラ夫のことを話のわからない人だから仕方ない…とあきらめていたことに気づいてしまいました。

 

 

 

自分の理想だけを人に押し付けようとし、物心ついた子供たちの自我がでると、モラハラ夫はそれをねじ伏せるようなことを言い、子供たちを怒らせ、その態度を見てさらにおさえこむのです。

 

 

 

しまいには、人格否定をするのです。

 

 

 

その言葉は、まるで小学生の子供のように、バカにする言葉を発するのです。

 

 

 

子供たちは、自分の学校の話や、今こういうレッスンしてて…などは、モラハラ夫には一切しなくなりました。

 

 

 

話してもわからず、わかろうともせず、ただ、そんな音楽なんかやったってメシは食えないだろ!…と見下すようなことしか言わないからです。

 

 

 

そのうち、モラハラ夫が仕事から帰ってきて車を車庫にとめるエンジン音を聞くと、自分の部屋へにげていくようになりました。