私はモラハラ夫の所有物ではない!不倫妻になった私 3

 

 

そして、次は長女が高校へ行かなくなってしまいました。

 

 

吹奏楽をやっていた長女が行った高校の吹奏楽部は県内で一番強い高校でした。

 

 

上手なところで吹奏楽がやりたい!とその高校を選び受験し入学しました。

 

 

私は音楽を楽しむ長女が羨ましく、そして長女のピアノが大好きでした。

 

 

吹奏楽部ではトランペットをやっていて、中学の頃は、その行きたいと言っていた吹奏楽部の演奏会に長女と何度も行き、毎回二人で感動して帰っていました。

 

 

200人以上の部員の吹奏楽部の中で、わが子がこれから、この中で演奏する姿を見ることができるのかと、とても嬉しかったのです。

 

 

でも、それほどの人数をまとめるには、やはり規則はつきものです。

 

 

とても細かい規則がたくさんあるのです。

 

 

先輩達から目の敵にされ、同じパートの先輩達20人ほどに集中攻撃されたようで、怖くて学校へ行けないとなったわけです。

 

 

聞いていて、少々やっかみなようにも聞こえました。

 

 

学校へ行くと、部活へ行かないといけないからと、学校にも行かなくなり、ずっと部屋に閉じこもっていました。

 

 

毎日担任の先生から電話をいただき、あの時は本当にありがたく思いました。

 

 

そして、学校へ行かない長女に向かって、モラハラ夫は、なぜ行かないんだ!自分で行きたいと言った学校だろうが!ふざけるな!と怒鳴るばかりでした。

 

 

そして、もう一人の面倒な義母まで毎日私に連絡がくるようになりました。

 

 

長女は、もう学校を辞めると言いだしました。

 

 

辞めてどうするの?と聞くと、もう一度違う音楽科のある高校を受け直すと言うのです。

 

 

高校の先生からの電話で、そのことも相談しました。

 

 

やはり、再受験は厳しいということを知りました。

 

 

そして、また義母からの電話で、どお?と孫を心配する様子でしたが、退学し他の高校への再受験の話をしたところ、義母が突然怒鳴りました。

 

 

だったらさっさと辞めさせなさいよ!お金の無駄でしょうが!と怒鳴ってきました。

 

 

私は驚き、必死でいやいや、今本人と担任とで色々相談してるから…と電話を切りました。

 

 

義母は、さっさと辞めさせなさいよ!なんてことを言いましたが、私は内心、辞めさせて、あなたがどうにかしてくれるの?とイライラしました。

 

 

今思うと、モラハラ夫が出来上がったのは、これか…と思った瞬間でした。

 

 

 

 

私はとても悩みました。

 

 

そして、突然自分の左耳に異変を感じたのです。

 

 

なんだか、耳がつまっているような、変な感覚でした。

 

 

そして耳鳴りに、頭痛、日に日に耳のつまりがひどくなり、自分の声が頭に響きものすごい違和感になってきたのです。

 

 

仕事にも支障があり、とても心配してくれたお店の男の子が病院へ行った方がいいと、なにかあった?と話を聞いてくれました。

 

 

これが、私が不倫妻になる序章でした…

 

 

 

 

そして次の日、耳鼻科へ行きました。

 

 

聴覚検査をした結果、全然聴こえてないね、突発性難聴だねと言われました。

 

 

まだ薬で大丈夫だからと、ステロイドを一週間分もらって帰り、無事薬で治りました。

 

 

モラハラ夫と義母、そして長女の間で、私のストレスは耳にきたのだと思います。

 

 

耳が聞こえない、あの感覚は…今でも忘れません。

 

 

もう少し遅かったら、大変だったとお医者さんに言われました。

 

 

 

 

長女は部活を辞める…というので、私は、部活を辞めたら学校へ行けるならいいよ。と優しく答えてあげました。

 

 

長女は言いました。高校は卒業したい!音大へいきたいから…と私には話してくれるようになりました。

 

 

担任の先生にそのことを話すと、一度スクールカウンセラーに話しに来てくださいと言われました。

 

 

学校のカウンセラーは常に二人いるので、長女と私と別々のカウンセラーと話をしてみてください。と私もカウンセリングを受けることになったのです。